テルライド&シルバートン(アメリカ)  TELLURIDE&SILVERTON, USA

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テルライドコロラド州の南西部に位置するテルライド&シルバートン。デンバー空港を経由して国内線でデュランゴ空港へ、その後2.5時間の車での移動でようやくテルライドに到着するので、アメリカの中でも移動は大変な方です。テルライドは規模はそれほど大きくはないのですが、グルーミングされたコースよりもむしろボウルエリアのパウダー狙いで滑りに行きたいエリア。バルドマウンテンなどハイクアップで楽しいパウダーエリアもたくさんあります。シルバートンはテルライドからは120km、2時間の距離。ここはスキーイン・スキーアウトのリゾートではないのですが、標高差約500mのリフトがかかっている山全体がバックカントリーエリアで、しかも週末の木曜から日曜までしかオープンしないという非常に特殊なエリア。超エキスパート向けなこのエリアにはエリア内のヘリスキーのオプションもある、パウダー好きのエキスパートの方には是非行っていただきたいエリアです。


テルライド

テルライドテルライドのベース標高はなんと2627m。そこから広がるスキーエリアは北向きがメインの斜面構成なので雪が悪いはずがありません。リフトの本数も多くはないのですが、効率よくリフトが配置されているので無駄がありません。スキーエリア中間から下はグルーミングされたコースが主体で気持ちの良いクルージングスキー。それとは対照的に上部はダブルブラックのシュート状の急斜面や、バルドマウンテン、アイアンボウル、レヴェレーションボウルなどのハイクアップしてアクセスするエキスパート向けのパウダーエリアになっています。リフトトップ3600mを超えてからのハイクアップはかなり苦しいですが、その後の極上パウダーを楽しむ試練と思って頑張って登りましょう。




テルライドの街

テルライドの街滞在はテルライドのほかにも、夜も無料ゴンドラで繋がる標高2908mのマウンテンヴィレッジでも宿泊は可能で、ホテル・コンドミニアム以外にもレストランやスーパーなどもあります。テルライドは元は鉱山採掘のために19世紀後半に開拓された街。その頃の建物も残されていて国立歴史地区にも指定されているそうです。メインストリートの両サイドにはいろいろなショップが立ち並び、アフタースキーのショッピングも結構楽しめます。




キャットスキー

キャットスキーテルライドエリアではキャットスキーも楽しめます。テルライドから車で1時間ほどでキャットスキーエリアへ到着。San Juan Snow cat Skiingは夏はジープツアーも行っているバックカントリーエリアのスペシャリスト。その時の最高のコンディションのエリアへ案内してくれます。料金も1日400ドル程度とリーズナブルなのも嬉しいです。1日 10~ 12,3本ほどのパウダー滑走では、オープンスロープあり、ツリーランや急斜面などバリエーションも豊富。コロラド州特有のドライパウダーを思う存分楽しめます。





シルバートン

シルバートンペアリフト 1 本のシンプルなレイアウトながらエリア全体が未圧雪で、一番緩い斜面で 30 度という手強いエリアです。ここを現地の山岳ガイドと一緒に時にはハイクアップもしながらパウダーを楽しめます。ここは週末の木曜から日曜のみオープンで、月〜水の3日間で雪を貯めておくスタイル。初中級向け斜面0%、エキスパート向け斜面100%という過激な斜面構成です。リフトトップからハイクアップしてアクセスできるエリアトップは標高 4046m。全て未圧雪の斜面を 1 日 50 人ほどの人数制限で現地ガイド付きで滑るというユニークなエリアです。エリア上部はオープンスロープが広がり、リフトトップからも滑り出せますが、30 ~ 40 分ほどのハイクアップしてから滑りだせる斜面は気持ちのいいの一言。ただし標高が高いのでゆっくり登らないとすぐに息があがってしまいます。エリア下部は斜度 30 ~ 40 度の林の中をツリーランで降りるか谷筋の細い道を降りていきます。降雪後のパウダーは言うに及ばず、降雪からしばらくたっていても林の中はいい雪が残っていて気持ちよく滑れます。1 日 4 本も滑ればかなり充実の滑走量です。ウェストフェイス、イーストフェイスのボトムからそれぞれベースエリアに戻ってこれるシャトルバスが運行されています。またエリア内にはヘリコプターを利用してアクセスできる斜面もたくさんあって、ヘリオプションは1本179ドルで利用できます。

シルバートンのマップはこちら


スキー場インフォメーション(テルライド)

コース総面積 2000エーカー
リフト・ゴンドラ数 17基
最大標高差 1148m
リフトパス 6日間アダルト529ドル (2019/2020シーズン)
アクセス デュランゴ空港から200km、約2.5時間
景色
規模
スキー場の面白さ
オフピステ度
街の充実度

スキー場インフォメーション(シルバートン)

コース総面積 1819エーカー
リフト数 1基
最大標高差 585m
リフトパス 1日ガイド付きパス184ドル (2019/2020シーズン)
アクセス デュランゴ空港から100km、約1.5時間
景色
規模
スキー場の面白さ
オフピステ度
街の充実度

フォトギャラリー

テルライド&シルバートンのフォトギャラリーはこちら。