コース総延長412kmを誇るスイス最大のスキーエリア、ヴェルビエ。キャトル(4)バレーとも呼ばれるように4つの谷、ヴェルビエ、ラ・ツォーマ、ネンダ、ティヨンの各谷にリフト・ゴンドラが張り巡らされています。主に北西向きの斜面がメインなので雪質も上々、標高差も2000m近くも取れるので滑りごたえもかなりあります。エリア最高峰3330mのモンフォールからは4000m級のヨーロッパアルプスの壮観な絶景が楽しめます。デメリットとしてはTバー、Jバーがいまだに多いということでしょうか。そのデメリット上回る規模や景色の魅力のあるヴェルビエです。
スイスでもフランス語圏のエリア
ヴェルビエが位置するのはスイス南西部のフランス語圏のエリア。そのためか他のスイスのスキー場と比較してもスキー場のレイアウトがフランスのスキー場に近いイメージがあります。リフトとリフトの繋ぎがよく、コースにもフラットが出るようにしっかりと手が入っていて、カービングで滑りやすい斜面が多いです。コース幅も広いところが多いのでストレスがありません。
3330mのモンフォールからの絶景
天気の良い日にはまずはエリアトップのモンフォールへ。標高3330mの山頂からまず目に入るのが巨大な4314mのグランコンバンからはじまり、ヨーロッパ最高峰モンブランやグランドジョラス、遠くにはマッターホルンも望める贅沢な景観が広がります。
オフピステエリア
ヴェルビエはオフピステスキーの最高峰とも言われるオートルートの中央に位置している、スイスでも有数のオフピステスキーエリア。リフトやゴンドラトップからトラバースでアクセスできるオフピステもたくさんあるのでチョイスには困りません。エリア内にもコースマップ上にも黄色ラインでオフピステルートの記載があります。降雪後はパウダー、普段はロングのコブ斜面になっていることが多いです。特にモンジュレのロープウェイは山頂からどこを滑ってもオフピステで圧雪されたコースはないので注意。
ジュネーブ空港からのアクセスの良さ
ヴェルビエへのゲートウェイはスイスのジュネーブ空港。空港からバスでわずか2時間の距離ですので、移動の疲れも最小限に留めます。また鉄道でもヴェルビエの麓のル・シャーブルまでアクセスできますので、個人旅行でも行きやすいエリアと言えます。リフトパスは共通ではないのですが、近隣のクラン・モンタナやグレーシャー3000のスキーエリアにも車で約1時間ほどの距離なので、雰囲気を変えて1日滑りに行こうということもできます。
賑やかな街
ヴェルビエの街はヨーロッパのスキーリゾートの中でも大きい方で、アフタースキーのショッピングも楽しめます。街は明るいアクティブなイメージで、スポーツショップやギフトショップのほか、DJがいて踊れるバーなどもたくさんあります。また美味しいレストランも街中に多く、ヴェルビエだけでミシュランガイドに掲載されているレストランは7軒もあります。ホテルの夕食を1、2回抜いて外のレストランへ食べに行くのもおすすめです。
スキー場インフォメーション
コース総延長 | 412km |
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リフト・ゴンドラ数 | 93基 |
最大標高差 | 1830m |
リフトパス | 6日間アダルト373フラン、シニア65〜77歳317フラン、78歳以上無料 (2019/2020シーズン) |
アクセス | ジュネーブ空港から160km、約2時間 マップで見る |
景色 | |
規模 | |
スキー場の面白さ | |
オフピステ度 | |
街の充実度 |